抗がん剤治療について

がんといえば抗がん剤のイメージがあった私。

でも初期なら抗がん剤が必要なかったり

サブタイプによってもホルモン治療のみだったり

治療って本当に人それぞれだということが後からわかりました。

そして、サブタイプやオンコタイプDXなどで

ギリギリのラインで抗がん剤治療をやったりやらなかったり

色々悩んで治療を決められた方も多いのではと思います。

今回は私の治療について書くけれど

どの治療を選ばれても自分がこれでいこう！

と決めたものを信じるしかないですよね。

だからどれも間違いはないし前向きに頑張りましょう。

告知の時、すでに脇のリンパへの転移は見られていたので

「術後に抗がん剤治療をすることをおすすめします」

とは言われていました。

人それぞれ気になるところは違うと思いますが、

私にとって治療で一番気になったのは脱毛でした。

終わればまた生えてくるし

ウィッグもなんだか調べたらたくさんあるじゃない！

となんとかテンションが下がらないように取り組み出しました。

でもいざウィッグ生活になってみると。。。

いちいち面倒くさくて！！！

気にせず宅配便とかもケア帽子とかで出ちゃえばいいのだけれど

やっぱり気になって、わざわざウィッグを秒速で装着

（最初はもたついて宅配便のお兄さん待たせました。。。スミマセン）

ちょっと近くのスーパー行く時も

メイクはしないのに←笑　ウィッグは装着！

と、ひと手間が必要なんですよね。

この抗がん剤中だけなら良いけれど

抗がん剤治療が終わってからある程度まで生え揃ってきて

脱ウィッグできるまで。。。。。。。。。。

１年半から２年くらい！！！

もちろんベリショとか

かっこよく似合う方は早く脱ウィッグできるんだと思うけれど

私はそんな素敵な頭の形をしていないし顔が。。。

似合いません。。。笑

そう考えると長くて長くて、軽く考えすぎていたと今頃反省

とはいえ、反省したところで

治療しないのかと言われたらするんですけれどね。

治療を決めた時の私は

脱毛と同じくらい日々の生活が心配だったんです。

未知の世界だったし、今までの生活が全く送れないんじゃないかと。

子供がいるのでそのお世話や習い事の送迎

あとは食事の準備なんかも。

抗がん剤って種類があって

どれをとってみても調べると副作用がある（と書かれている）

サブタイプ別なのか腫瘍の大きさなのか

はたまたリンパ転移の有無なのか

抗がん剤の種類をどのように決められたのかわからないのだけれど

私には２択が与えられたのです。

なぜその２択なのか。。。は特に聞きませんでした。

私はプロではないし情報を読んだところで

私にはこっちが合いそうだ！なんて全くわからなかったから。。。

標準治療として私にあうものを選んでくれたと思って

その２択に乗っかりました。

それが

EC＋ドセタキセル

か

AC＋パクリタキセル

色々な組み合わせがあるようなのだけれど

この組み合わせを提示されました。

ECの組み合わせなら３週に１回

ACの組み合わせなら２週に１回

（でも私調べではECで２週に1回されている方もいらっしゃるし

ACでも３週に1回の方もいらっしゃるのでその設定は謎のまま。。。）

その時色々調べたけれど

正直そんなに副作用に違いが感じられなかったし

どちらにしても副作用って個人差があるからもう比べられない！

ってなったので

早く終わらせてしまいたい

という安易な考えだけでACに決めました。

それがよかったのか悪かったのかはわかりませんが

とりあえず私の早く終わらせたいは達成できました。

でもパクリタキセルって、アルコールが含まれるんです。

私一切お酒が飲めなくて、真っ赤になって気持ち悪くなる

それを主治医に言ったら

「それじゃACの組み合わせはダメかも」

って言われたんですよね。

でも早く終わらせる手段が選べると知った私は

どうしてもACが良くなっちゃって

「飲めるかもしれないから、試してみてもいいですか？」

って聞いてみたんです（半分、怒られるかなと思いながら）

でも先生も

「コップ一杯くらいでいいですからねー」

って乗り気でした（笑）

ということで１回目のACが始まる前に試してみたんです。

そしたら赤くなったけれど

ゆっくり飲んで寝てたら平気だったから

もうACセットでいっちゃうことにしたんです。

副作用についてはまた別で書こうと思うのだけれど

とりあえずAC＋パクリタキセルは完走できたので

なんとかなったということを記しておきます。

ただ、やはり頭がぼーっとしてのぼせた感じにはなったので

お酒が飲めない方は注意が必要なのかなとは思います。

私が色々調べたときに

みなさんがどうしてその抗がん剤の種類だったのかとか

やっぱりわからなくて。。。

でもそれって治療のプロがいうことを信じてついていくしかないから

私なりにこんな感じで決めたよってことを書いておくことにしました。

少しでもお役に立ちますように。