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保険について考える〜これからでも入れる保険〜

 

乳がんに罹患して、保険のありがたみがわかりました。

未加入だったというという方もいらっしゃるかと思います。

 

今回は、病気になってかかった費用をおおまかにまとめ、未加入だった場合でも病気発覚後から入れる保険についても含めて書きたい思います。

 

病気になってからでも入れる保険は貴重だと思いますのでよかったら参考にしてみてくださいね。

 

 

 

告知された時はもう終わりだ。。。と、どん底で何も考えられなかったのだけれど、落ち着いてネットでの情報収集をしてみると、がんというのは治療して治していくこともできる病気のようだとわかりました。

 

となると心配事はお金のこと。

治療にいくらかかるのか、どのくらいの年月がかかるのか。。。

まずは自分の加入していた保険を調べるところから始まりました。

 

適当にこの辺入れとこうかな〜で入っていた保険だったので、入院や手術、通院での治療などの補償には足りるほどのものではありませんでした。

 

もちろん、保険に入っていなくてもしっかり医療費として蓄えられていたら問題ありませんが、私はどちらかというと蓄えが苦手。。。笑

そんなことから微々たるものだったけれど保険に加入していたわけです。

 

実際に治療にかかるお金は想定以上。

以下にがん告知されて想定した費用と想定外だった費用をまとめてみます。

 

<なんとなく想定していたもの>

・入院手術費用

・検査費用

・診察費用

・治療費(抗がん剤治療)

・ウィッグ費用

 

<想定外だったもの>

・治療費(放射線治療ジーラスタ)

・薬代(ホルモン剤、ベージニオ)

・入院時に必要な諸々アイテム

抗がん剤治療に必要な冷却アイテムなど

・ウィッグ追加費用

・育毛アイテムや脱毛中に使うお助けアイテム

 

だいたいの方がそうかと思いますが、自分が罹患して初めて治療について知るということが多いんですよね。

そこで治療方法も初めて知るわけなのですが、細かい金額などは治療を目の前にして初めて知ることに。。。

 

なんとなくイメージで抗がん剤治療は高そうだなぁというのはあったけれど、想定外で驚いたのは、ジーラスタ。。。泣

たった1本の注射で3万円越えとは。。。

 

今、タモキシフェンと一緒に飲んでいるベージニオ。

これも驚きの金額で1ヶ月15万円くらい!!!

 

これ全部保険適用で、です。涙

もちろん限度額適用認定証を使用したり、加入している健康保険の付加給付金制度を利用すれば還付されるものもあります。

 

以前まとめた記事はコチラコチラ

qv0-0vp.hatenablog.jp

 

qv0-0vp.hatenablog.jp

 

それでも毎月一定額の支払いが増えるのは辛いですよね。

がんは入院し続けるものだと思っていたのに、まさか通院で治療ができるものだとは!というのが一番驚きました。(無知すぎました、私)

入院補償さえしとけばいいやという気持ちでいたので、通院補償がなかったんです。

 

さらに想定外だったものの中には冷却グッズや圧迫グッズ、ウィッグ周りのグッズも。

ウィッグだって1つじゃ回らないから2代目、3代目が必要だったり。。。泣

 

想定内の費用でさえも私の加入していた保険だけでは全く賄えてないのに、その他の費用も細々とかかってきます。

 

冷却グッズや育毛アイテムなんかは必須ではありませんが、やはり少しでも良くしたい気持ちが勝るもので。。

それでも我慢しているものも多々あります。

 

がん保険が全部対象かというともちろんグッズ購入なんかは対象にならないことが多いのですが、がん保険には”がんと診断されたら一時金”というものがあるんですよね。

これが大きい。

特に私のようにしっかり蓄えられていないタイプの人にはとても助かるんだと思います。

何に使っても良いわけで、例えば差額ベッド代なんかにも。

 

このブログを読んでくださっている方は、治療中やこれから治療を始めるという方が多いと思います。

だから今から保険に入っておいて!とすすめるには遅かったりするのですが、実は、病気になって治療中でも入れる保険もあるんです。

治療がひと段落したらより入れる保険の幅も広がります。

 

 

 

がん罹患者が加入できる医療保険としては

・引受基準緩和型保険

・無選択型保険

があります。

はて?笑。。。と私も思いましたので、簡単に説明しておきます。

 

・引受基準緩和型保険

保険の加入条件が通常時に入れるものよりも、少なく設定されています。

持病があったり、過去にがんに罹患していたりなどの既往症があっても加入できることが多いものです。

ただ、健康な状態で入れる保険よりも保険料が高く設定されています。

 

・無選択型保険

審査なしで入れる医療保険で、上記の引受基準緩和型保険よりも告知なしで入れるなどのメリットがあります。

ただ、お察しの通り、より保険料が高額に設定されている場合がほとんどです。

 

一度がんにかかってしまうとなかなか簡単に入れる保険ではありませんので、可能な方はその分蓄えをされると良いのかなと思います。

 

思いますが!!笑

なかなかできないタイプの私は、もう少ししたら条件に当てはまるので、そしたら入ろうと思っています。

今入っている保険は引き続き利用できるので、そちらとの兼ね合いなども相談しつつ決めたいなと考えています。

保険の話ってなかなか難しくて自分だけで考えるのはハードルが高い。。笑

 

 

以下に私が調べた、病歴ありで入れる保険をリストアップしておきます。

思ったよりも種類があって(これが全てではありません!)、内容も条件があったり、調べた時期により変更などがあるかもしれませんので、ご加入の際はしっかり内容をご確認くださいね!!

 

そして心配な方は、プロに頼って相談することもお勧めします!

最近の保険屋さんは、無理強いすることがなく、保険会社に偏らずに無料で相談にのってくれるので安心感があります。

 

 

なないろメディカルスーパーワイド by なないろ保険
まかせて安心医療保険 by chubb損害保険
「生きる」を創るがん保険 by アフラック
医療保険ever prime by アフラック
マイフレキシィゴールド byメッドライフ生命

 

 

私のように(笑)なかなか蓄えておくのが。。という方は一度検討されてみても良いかもしれません!

とはいえ、やっぱり少しの蓄えはしなければ!と思っております。