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乳がん入院手術の話②

 

入院2日目は手術当日です

 

前回のブログにも書いたけれど

手術は午後イチと言われていたので

絶飲食の中ひたすらダラけて過ごしていました。

だらけ中は、ここでも紹介したように

マンガや動画をタダ見していました。笑

 

乳がん手術のブログをかなり読破していた私は

部屋に戻ってきてから体制が変えられないからなかなか辛い

とか

麻酔で寝過ぎてしまい麻酔が切れたら目がギンギンに冴えた

とか

心配すぎてしまって

とにかく寝不足気味にしとこうと

だらけつつも昼寝しないことに必死でした。

 

14時半くらいにいきましょう〜と看護師さんから呼ばれ

ブログによる事前勉強の通り、徒歩で手術室へ向かう。

そして病棟の看護師さんからオペ室の看護師さんへバトンタッチ。

 

入院してから何人かの看護師さん、みなさんとっても優しくて

本当に神のような方しか慣れない職業だと感心していたんです。

まぁ全員確実に私よりお若いんだと思うけれど。。笑

 

でもオペ室のバトンタッチした看護師さん(2人)のうちお一人が

めちゃくちゃツーーーンとされていて

中にはこんな方もいるのね〜とちょっとガッカリ気味だった私。

(でも毎日毎日ワガママ患者のお世話してたら大変ですもんね)

 

そんなこと思いながら優しい方と世間話しながらオペ室へ。

 

オペ室へ入ったら。。。

今までの和みムードから一変して

事務的にどんどん進んでいき

よろしくお願いしますね〜という

それぞれの担当の方々のご挨拶

それに返している間に主治医登場

 

「頑張りましょうね〜」と言われるけれど

なんだか全て業務的に進んでいくことに追いついていない私。

 

「最後にもう一度生年月日とお名前確認します」

っとツン看護師さん。。。

と思いきや!

めちゃくちゃ笑顔で!!(それもまさに天使の微笑みという感じの!)

 

その笑顔になんだか心底ホッとさせられて

生年月日と名前言いながらも涙ぐんでしまい。。

 

そうしたらその看護師さんが

そっと肩に手を置いてくれて。。。

 

「大丈夫ですよ、安心してくださいね」

って言ってくれたんです。

 

手術が怖いとかあまり考えてなくて

全然私平気だわーーーと思っていたのだけれど

多分気が張っていたのか本当はドキドキしていたんだと思います。

 

あぁ、看護師さん

ツンツンしてるとかがっかりなんて思ってごめんね。。

本当にみなさん神だ、と反省しました。笑

 

そんなこんなで、息を吸って吐いてと言われたら即落ちた私。

オペ始まったのは15時くらいだったと思います。

本気でワープ!これはもうみなさんのおっしゃる通りチュー

 

主治医に名前を呼ばれてうっすら起きて

 

「全部取れましたからね。麻酔の軌道確保の時に(多分そう言われた)

 顎が外れてしまったんですがちゃんと戻してますから」

に、ありがとうございますと答えたことだけ覚えているけれど

また夢の中へ。。。

 

え???顎が外れたってなに???

と思ったのは少し覚えているのだけれど

何も話せぬまま寝てしまいました。

 

次に起きたのは

例のツンデレ看護師さんと麻酔科医に名前を呼ばれて。。。

この時もうすでにオペ室ではなかったので

オペの後に様子を見るためのお部屋だったのかな。

ICUとかピッピッピなんてなっている部屋ではなく無機質な部屋。

 

目を開けたら見えたツンデレ看護師さんは

ツンの方に戻っていたけれど

本当は優しいって知っているのでもう怖くありませんでした。笑

 

麻酔科医からまた顎が外れた話をされ

今話すことができるかなどいくつか聞かれたけれど

まだ朦朧としていてその辺記憶がありません。

 

とりあえずその後も顎が外れた件は特に問題なかったので

うまく処理をしてくださったのだろうと思っています。

顎が外れるなんて、そんなことがあるのね。。。

 

で、体についている心電図?!などを外して

これから部屋に戻りますと言われ

時間の確認をしたらこの時、18時。

 

戻るの早くない??と思ったけれど寝ているままストレッチャーで移動。

病室に戻る間天井見ながら運ばれていると酔いそうになり。。。

目を閉じている間にまた寝てしまいました。

 

思い出すとなんだか懐かしい気持ちさえしますが

手術できたことに感謝しつつも、やはり健康が一番ですよね。

 

ツンデレ看護師さんにはあのあとお会いしていませんが

本当にオペ室で救われたありがたい素敵な笑顔でした。