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抗がん剤治療のマイナートラブル

 

マイナートラブルというと妊娠中のイメージだけれど。。。

今日は抗がん剤治療中のちょっとしたトラブルについて。

 

想定していた脱毛や悪心、手足の痺れなど

これは家族や友人などの協力もあり、やり過ごすことができました。

どちらかというと、想定していたので薬に頼ったり、

とにかく寝たり、予防策も自分で考えられてたのかな。

 

だけど私のマイナートラブルは抗がん剤治療中に起きました。

 

冷やしたりすることで副作用を防ぎたいと

頭や手足、口内を冷やしていたのだけれど

3回目のAC投与の際、氷を忘れてしまいました。

 

それまでは、iceboxとかの少し味のついた氷を

タンブラーに入れて行っていたのだけれど

忘れてしまったことに気がついたのが病院の中だったから

病院のコンビニで調達することに。

病院にはそういう味のついたタイプがなく、

カップ入りの氷が売っていたのでそれを購入して

いつもの通りに口へ放り込んでいたら。。。

途中からなんか。。気持ち悪くて。。。

 

それまで味のしない氷や飲み物をケモ中に口に入れてなくて

わからなかったのだけれど、甘いようなでも水臭いような。。

なんとも表現しにくい味がして

ちょっと思い出すだけでも込み上げてくるものが。。。

(すみません。。。)

 

けれど氷なめないと味覚障害が〜口内炎が〜

と思って無理してなめていました。

それが仇となりまして。。

 

口の中のその感触と味、匂いが頭から離れなくなってしまって

氷類が完全にNGとなってしまったんです。

 

さらにはその氷を無理やり口に入れてたイメージで

ケモ室での投与シーンを想像するだけで。。。

 

きっと副作用から復活して4回目の時は忘れてるかなと思っていたら

ケモ室入っただけで込み上げてくるものがあり。。。

投与開始からリバースしてしまい(汚い話でごめんなさい)

 

看護師さんも、少し様子をみましょうかと言ってくださったのだけれど

とにかく早く終わらせたくて、

ゾンビみたいな顔をして終わらせていただきました。

 

たくさんの看護師さん達が治そうと投与してくれている

たくさんの同志が頑張って投与を受けている

 

そんな大切なケモ室にはいるだけで

アレルギー反応的に悪心や吐き気がでてきてしまうということにも

申し訳ない気持ちになるし

もう私的にはどの副作用よりもどうしていいかわからず対応できずで

肉体的にも精神的にもとてもとても辛かったトラブルだったんです。

 

もう次のパクリタキセルになってもそれは変わらずで

手足の痺れがより出てくる副作用だから

冷却絶対したかったのにできなかった。。。

 

私なりに解決する方法として

みんな頑張ってる! 一緒に頑張ろう! って念じて

ケモ室に入ったらとにかく早く寝てしまうこと。

それしかありませんでした。

 

不幸中の幸いで

パクリタキセルはアルコールが入っているので

とにかく眠くなったからなんとか乗り切ることができたかな。

 

そしてこんなダメダメな私にも看護師さんは優しくて

匂いとかあるよね、わかるーと言ってくれて

 

本気で天使!!!

と思いました。

 

なので私の手足冷却はもはや半分効果の真偽がわかりません

ただ頭だけは冷却帽子をかぶっておきました。

簡単にかぶるだけでよかったので助かった!!

 

抗がん剤治療は一度完走したけれど

まだこれからお世話になることがあるかもしれない。。

だから副作用が抜けていっている今

いいイメージを残しておこうと思っています。

 

こんなトラブルもあるのか〜という程度に

読んでいただけたら嬉しいです。